雷雨による初めてのゴルフ中断！その時プレー料金はどうなるの？

2010年7月。

ゴルフを始めてから4年目になりますが、雷雨による初めてのゴルフ中断を経験しました。

雷でゴルフが中断になるとどんな感じなのか？

プレー料金はどうなるのか？私が経験したことをお話ししたいと思います。

雷雨でゴルフ中断を経験したゴルフ場

人生で初めてゴルフの中断を経験したのは、静岡県富士宮市の富士山が目の前に見える標高約800mの所にある朝霧ジャンボリーゴルフクラブです。

甲斐、駿河、富士の27ホールで構成されています。

初めて行きましたが、練習施設が非常に充実していてドライビングレンジは300ヤードも有り、整備された広めのアプローチ練習場、バンカー練習場などゴルファーにとっては非常に環境の良いゴルフ場でした。

前半のプレーは無事終了

プレー当日は夏場の暑い時期でしたが、曇っていたこともありそこまで暑さを感じる事もなく、ドライビングレンジでの打ち込み、アプローチ練習を朝からこなし、スタート時間を待っていました。

しかしスタート時間になっても、ティーボックスには数台のカートが、、、、。
何やら大きなコンペが入っているらしくスタート時間がが遅れれているとの事。

仕方ないのでパター練習をして時間を潰しましたが、嫌なものですよね～。
スタート時間が遅れるのって。
そして約20分遅れで甲斐コースからスタート。

朝霧ジャンボリーゴルフクラブは始めてきましたが、非常に広くかなりフラットなコースです。
フェアウェイは奇麗にカットしてあり、ラフはかなり短め。
ラフに入っても何の苦にもならない簡単なセッティングでした。

前半はそこまで暑くなくコースも広いので、同世代のゴルフ仲間とかなり楽しめました。

昼食を取りながら、「朝霧ジャンボリーは遠いけどかなり良いね～」なんて話もしながら、後半の駿河コースも楽しみにしていました。

後半に入りスタートから雷の音が

お昼ご飯を食べてみんな元気になり、後半の駿河コースのスタートの時です。
「ゴロゴロゴロ～」と言う音が鳴りました。ゴルファーの大敵である雷です。

幸い雷雲はまだかなり遠くにあるようでしたが、一応無線でマスター室に確認。

「雷が鳴っているんですけど、プレーしても大丈夫ですか？」と私は聞きました。
マスター室からの返答は「かなり遠くにあるのでプレーしても大丈夫です！」との事。

少し不安でしたが、その言葉を聞いて私達は午後のプレーをスタートする事にしました。

しかし、ティーショットを打ちセカンドショットを待っていた時です。
「ゴロゴロゴロ～」また雷が鳴っています。

心配になった私は、またすぐにマスター室に無線しました。
マスター室の返答は「雷雲は遠くにあるので大丈夫です！」

そして、セカンドショットを打ち終えグリーンに向かっている途中で、カートの無線からこんな言葉が聞こえてきました。

「雷雲が近づいているので、プレーを一時中断してください」

私達はみんなで顔を合わせ「はぁ！？」と不思議顔。
ちょっと前に聞いた時は「大丈夫です！」って言ってたじゃん！！

この時はまだ雨も降っていませんでしたが、私達はコース内の自分のボールは置いたまま次のホールの横にある避難小屋までカートを進め、キャディバッグに雨よけのカバーをみんなで大至急掛けました。

雷で中断中は避難小屋で待機

突然の雷でゴルフは中断になりましたが、幸いにもすぐ近くに避難小屋があったのですぐに非難することが出来ました。

避難小屋には私たちのほかに、前の組の子供連れの組が一組いるだけ。

雨も降っていないし「すぐにプレー再開で出来るでしょ！」なんて話をしていたら、ものすごい勢いで豪雨が。

しばらくすると、キャディー付きが1組、さらにもう1組と避難小屋にやってきました。
避難小屋の中は結構広く18人ぐらいは座れる大きさでした。

小屋の外は嵐のような状態で、時折雷が近くで鳴り、誰もがこのままではゴルフは続けられないと思うような状況。

当然ですがカートはびしょ濡れ状態で、ビニールシートをかけたとはいえキャディバッグも濡れ濡れで最悪です。（少しでも雨がバッグの中に入らないようにありとあらゆるチャックをきちっとしめました）

それから30分。1時間たっても状況は全く変わらず、さらに雨脚は強まる一方でした。

そして避難小屋に着いてから、1時間半がたったころです。ゴルフ場のワゴン車が迎えに来ました。
小さい子供や女性からワゴン車に乗り込み、クラブハウスに戻って行きます。

しばらくして私たちの順番が来たので車に乗り込み、クラブハウスに戻ることになりました。

道中、車の中から見えるゴルフ場は、さっきまでの光景から一変していて、コースの至る所が池や川になっている状態です。
たとえ雨が止んだとしてもプレーの再開は無理でしょう。

雷でゴルフが中断した時のプレー代は？

そしてプレー料金の精算時。雷でゴルフが中断した時のプレー代は、、、！？

普通に1ラウンド分の料金を請求されました。「ち～ん」

後半のティーショットを打ってしまったので、正規の料金を請求されても仕方ないと思う気持ちと、雷が鳴った時点ではプレーをしていなかったのでマスター室の指示を仰いで、大丈夫だと言われたからプレーしたのに全額請求するの？と言う気持ちが交錯しました。

とても良いコースだと思ったし、またリベンジしたいと言う気持ちから、割引券でも貰えないか支配人らしき人に聞きましたが「うちはそういうのは無いんです」の一言。

文句を言っても仕方ないので、その場では言いませんでしたが情け無用のゴルフ場ですね。

ゴルフでよく聞く中断とクローズの違い

ゴルフをする際には良くある話ですがプレーの「中断」と「クローズ」の違い。

【中断とは】天候の悪化でプレー出来ない状況（雷や台風など）で、天候の回復を待っている間の一時中断の事で、天候が回復すればプレーが再開出来ます。

【クローズとは】営業できない状況（雪など）の事で、お客さんが希望してもプレーは出来ません。

クローズの場合は、プレーが出来ないわけですから、キャンセル料はかかりません。

しかし中断の場合は、自分の判断で天候が回復するまで待つのか、今すぐにやめて帰るのかを選択します。

プレーをやめると判断した場合は、自分の意思なので正規のプレー代が請求されるのが一般的です。

初めての雷でゴルフ中断・まとめ

今回のケースで言っても、雷雨でプレーが出来ないので「中断」扱い。

それは当たり前の判断ですが、コースの至る所に水が溜まっていて、天候が回復したとしてもあきらかにプレー続行が不可能な状況なのに「クローズ」にしない金儲け主義。

しかも自分たちは「やめますとか帰ります」なんて一言も言ってないのに勝手に終了！

ゴルフが大好きなだけに凄く残念な気持ちになった「初めての雷雨によるゴルフ中断」でした。

そして3か月後。

3回目の沖縄ゴルフ旅行に行ってきました。