2020年2月に発売されたキャロウェイの最新技術が詰め込まれたMAVRIK(マーベリック)フェアウェイウッドってどうなのか!?フェースのどこに当たっても飛ぶと言うのは本当なのか!?コースで実際に試打してみたので感想をご紹介します。
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マーベリックフェアウェイウッドの特徴
キャロウェイの新シリーズであるマーベリックフェアウェイウッドは、ローグの後継モデルで前作同様に2本の柱『ジェイルブレイクテクノロジー』に、新素材のC300マレージング鋼で新らしく設計された『フラッシュフェースSS20』を搭載。
最新のAI(人工知能)で新しく設計されたフラッシュフェースSS20は、モデル別かつ番手別に最適な形状になっていて、フェースのどこに当たっても飛距離ロスが少なくミスヒットに強くなっています。
ヘッドタイプは3種類
マーベリックフェアウェイウッドは、『ボールが上がりやすくてやさしいヘッドのMAX』、『標準ヘッドのマーベリック』、そして『数量限定販売でアスリート向けヘッドのSub Zero』の3種類がラインナップされています。
ヘッドタイプ | MAVRIK MAX | MAVRIK | MAVRIK SUB ZERO |
ヘッド体積(W#3) | 197cm3 | 174cm3 | 169cm3 |
ロフト角(W#3) | 16 | 15 | 15 |
ライ角(W#3) | 57 | 56 | 55 |
重量(W#3) | Diamana 40 for Callaway (S) 約305g |
Diamana 50 for Callaway (S) 約313g |
Tour AD SZ-5 TypeII (S) 約320g |
番手 | 3、5、7、9 | 3、5、7 | 3+、3、5 |
今回試打したマーベリックFWのスペック
今回試打したマーベリックフェアウェイウッドは、アスリート向けヘッドの『マーベリックSub Zeroフェアウェイウッドの5番』です。
装着シャフトは『FujikuraのSpeeder EVOLUTION VI FW 60 (S)』です。
Speeder EVOLUTION VI FWは、エボ6の飛距離性能や叩けるフィーリングをフェアウェイウッド専用にアレンジして作られたくせのないシャフトです。
調子は、中調子でシャフトトルクは4.1。シャフト重量は67.5gです。
【試打したマーベリックフェアウェイウッドのスペック】
番手 | W#5 |
ヘッド体積 | 160cm3 |
ロフト角 | 18 |
ライ角 | 55.5 |
バランス | D4 |
クラブ重量 | 337g |
シャフトトルク | 4.1 |
シャフト調子 | 中調子 |
見た目と構えてみた感じ
マーベリックSub Zeroフェアウェイウッドは、アスリート向けのモデルなので、MAXやベーシックモデルと比べるとヘッドがやや小ぶりなミッドサイズになってます。
ホーゼルは調整機能なしの固定式で、ソール部分に搭載されてるスクリューウェイトは『ソール前部が14g』、『ソール後部が2g』です。
構えてみると、ボールの後ろにヘッドを置いた時の座りが良く、フェースが被ってないのでターゲットに対してスクエアに構えやすいです。
試打した感想
マーベリックSub Zeroフェアウェイウッドをコースで打つ前にドライビングレンジで試打してみたのですが、第一印象は「ヘッドが効いててボールが上がりやすいな~」です。
私が使用してる5番ウッドはキャロウェイのX2 HOT PROフェアウェイウッドで総重量342gでグリップの下に5グラムの鉛を貼っているので、試打したマーベリックよりも総重量が10グラム重いセッティングですが、ドライビングレンジで試打した感じではマーベリックの方が重く感じました。それぐらいヘッドが効いてる印象です。
ドライビングレンジで試打した感じでは、つかまりは良くないですが、ボールの高さが安定していて左右の散らばりが少なかったです。
実際にコースでティーショットで打ってみると、ドライビングレンジで打った時よりも弾き感が強くて初速が速い印象でした。(ボールはPRO V1X使用)
弾道的には、スピン量少なめの高弾道とまでは行かない高さの棒球。
スピン量が少ないフェアウェイウッドは飛距離性能が高い反面、当たり所が悪いと縦距離のばらつきが大きくなる印象がありますが、マーベリックフェアウェイウッドは縦距離のばらつきが少なく、左右のぶれも少ないです。
また、ボールが少し沈んでるラフや多少ライが悪い地面からも試打してみましたが、ラフからでもヘッドの抜けが良くボールを拾って高さが出てくれます。
キャロウェイの歴代フェアウェイウッドの中でもミスヒットに寛容ではじき感が強い
キャロウェイのフェアウェイウッドは、歴代どのモデルもフェースの良い所に当たればトラックマンでスマッシュファクター(ミート率)が1.5を超えてくるぐらい反発性能が高いので、個人的に好きで試打したり実際に購入する機会が多いですが、あたりが悪いとボールが上がらなかったり、スピン量が増えすぎて思ったよりもキャリーが出なかったりと、飛距離性能が高い反面ミスヒットに対してはそれなりのボールが出る印象でした。
しかし、マーベリックサブゼロフェアウェイウッドは、どこに当たっても飛ぶと言う新しいフラッシュフェースの性能か、ミスヒットした時の距離のロスが少なく弾き感が強いです。
マーベリックフェアウェイウッドの評価・口コミ
マーベリックフェアウェイウッドの口コミで1番多いのは『飛距離性能が高い上に直進性も高い』です。
その他に多い口コミはこちら。
- ミスヒットした時の曲がり幅が小さい
- 地面から打ってもボールが上がりやすい
- 打感が良い
などなど、、。全体的に良い口コミが多いです。
マーベリックSub Zeroフェアウェイウッドを試打した感想・まとめ
試打した感想はあくまでも私の個人的な感想ですが、マーベリックSub Zeroフェアウェイウッドは、飛距離性能、ミスヒットした時のぶれの少なさは、私の好きな歴代キャロウェイのフェアウェイウッドの中でも間違いなく上位に入ると思います。
飛んでミスヒットにも強いフェアウェイウッドが欲しい方、ご自身に合ったタイプのマーベリックフェアウェイウッドを試してみて下さい。(フェアウェイウッドがあまり得意ではない!と言う方には5番ウッドがおすすめです)
キャロウェイのフェアウェイウッドが嫌いでなければ、きっと良い結果が得られると思いますよ~♪
MAVRIK フェアウェイウッド
発売日2020年2月7日