2019年12月に発売された従来のゼクシオシリーズよりアスリート向けに作られたニューラインの『ダンロップのXXIO X(ゼクシオエックス)アイアン』ってどうなのか!?コースで試打してみたので感想をご紹介したいと思います。
【試打クラブのスペック】
番手 | 6番~PW |
装着シャフト | N.S.PRO 920GH DST for XXIO |
シャフトフレックス | S |
バランス | D1 |
XXIOX(ゼクシオエックス)アイアンの見た目や構えた感じ
ゼクシオエックスアイアンは、ボディが軟鉄でフェースがHT1770鋼で出来てる2ピースのポケットキャビティアイアンで、フェースには『SPEED GROOVE FACE』と言うテクノロジーが採用されています。(*『SPEED GROOVE FACE』で飛距離アップを実現)
実際に7番アイアン(ロフト角29度)を構えてみるとこんな感じです。
ゼクシオ11よりもやや小さめのセミラージサイズのヘッドは座りが良くて、ほど良いグースネックで構えやすいです。
ソール幅はやや広めのセミワイドソールで、トレーディングエッジ側が斜めにカットされた形状になってます。
フェース素材 | HT1770鋼 |
ボディ素材 | 軟鉄(S25C) |
ヘッド製法 | 軟鉄鍛造2ピース構造 |
装着シャフト
試打したゼクシオエックスアイアンの装着シャフトは、『N.S.PRO 920GH DST for XXIO』のSです。
『N.S.PRO 920GH DST for XXIO』は、ゼクシオエックスに合わせて開発された専用のスチールシャフトで、『N.S.PRO 950GH(S)』と比べると約5グラム軽くて少し柔らかいです。
シャフトスペック | N.S.PRO 920GH DST for XXIO |
シャフトフレックス | S |
シャフト重量 | 92g |
トルク | 2.7 |
キックポイント | 中調子 |
バランス | D1 |
ゼクシオエックスアイアンをコースで試打した感想
実際にコースでピンまで169ヤードのパー3で、ゼクシオエックスの7番アイアンを打って見ました。(ピンまでの距離はレーザー距離計で計測。使用ボールはPRO V1X。微風。)
打つ前に素振りをした感じでは、シャフトが少し軟らかく感じたのでボールが吹けるかもなんて思ってましたが、打ってみると全くそんな事は無く高弾道の強いボールでグリーンをとらえてくれました。
グリーンに行って見ると、ボールはピン横5mに止まってて、自分が付けたと思われるボールマークはピン手前4ヤードの所に。
7番アイアンの初打ちはキャリー約165ヤードでランが3~4ヤードと言った感じで、ほぼ私のロフト通りのキャリーと言う結果になりました。
なので、飛距離性能に関しては、ロフト角以上に特別飛ぶと言う事は無いようですね。
ランに関しては、グリーンの硬さによって変わるので何とも言えませんが、他のフォージドアイアンよりも止まりずらいと言う事は無い感じです。
また、地面から6番アイアン(ロフト角26度)も試打してみましたが、一昔前の5番アイアンよりロフトが立ってるにもかかわらず、ボールが上がりやすかったです。
ショートアイアンは、9番アイアンとピッチングウェッジを地面から試打してみましたが、飛んじゃったり飛ばなかったりと言った縦距離のばらつきが少なくて好印象を受けました。
それと、ゼクシオエックスのショートアイアンは、ちょっと振った時でもつかまりすぎない所が良いですね。
長い番手で抑えて打つよりも、短い番手で届かせたいと言った時にしっかり振れます。
打感は、弾き系ですが硬くない気持ちよい打感です。
WEGHT PLUS テクノロジーの効果は?
今作のゼクシオから投入された新技術の『ウエイトプラス』テクノロジーは、グリップエンドにウエイトを搭載することによって『飛ばしやすいトップの位置』にクラブが収まりやすくなり、『理想のスイング軌道』で振りやすくなると言う技術ですが、実際にボールを打ってみても正直効果はわかりませんでした。
評価・口コミ
ゼクシオエックスアイアンの評価や口コミを調べてみると、以下のコメントが多かったです。
- ボールが上がりやすい
- ミスヒットしても飛んでくれる
- 打感が気持ちよい
ゼクシオエックスアイアンを試打した方や、実際に購入した方の評価はかなり良いです。
ゼクシオエックスアイアンをコースで試打してみた感想・まとめ
ゼクシオエックスアイアンは、『ゼクシオフォージドアイアン』の後継モデルではないようですが、2016年に発売された『ゼクシオフォージドアイアン2017年モデル』と同じく、抜群の安定感や打ちやすさなど、実際にコースで打って見て完成度の高いアイアンだと思いました。
興味がある方は、試打してみて下さい!
ゼクシオエックスアイアン
ゼクシオエックスアイアンの詳しい情報は、ダンロップの製品情報ページ『ゼクシオエックスアイアン』をご覧ください。
私は33歳でゴルフを初めたのですが、1番最初に購入したゴルフクラブは『ゼクシオのアイアンセット』でした。