ゴルフを始めてから半年がたった頃です。
私は何もわからずに毎週ボールを打ってましたが、それでは上手くなるはずも有りません。
それを見かねた父親が私にゴルフの上手な方を紹介してくれたんです。
ゴルフの師匠との出会い
父に紹介してもらったその方は、私よりも15歳年上でゴルフ歴は8年。
ゴルフバッグはプロモデルを使用していて、服装もいかにも上手そうな服装でした。
キャディバッグと服装を見ただけで上手そうに見える人。
後に私の師匠になるのですが、その人の第一印象はそんな感じでした。
初めに教わった事
まずは私のスイングを見てもらい、いくつか修正点をあげてもらいました。
1つ目はアライメント。
2つ目はスイング軌道。
スイング軌道について良く分っていない私に対し、師匠はスライスボール、フックボールを打って見せてくれました。
そして私のスイングの真似をして「アップライトに上げてカット軌道だから、スライスが出るんだよ」と言って打って見せてくれました。
見せられた時は、「いやいや~そんなはずないですよね?」っていうぐらいカッコ悪いスイングで信じられませんでした。
そんなイマイチ信じていない私に対し、師匠は動画を撮って見せてくれました。
自分のスイング動画を始めて見た私は、思わず師匠に「真似した通りじゃないですか~(笑)」と笑いながら言いました。
すると師匠は「だからさっき真似したでしょ!?」って、、、。
驚愕の事実です。
ほとんどの方が、自分のイメージとのギャップに驚くと思います。
私のスイングはめっちゃカッコ悪いんですよ~(涙)
スイング軌道の修正
自分のスイング軌道を理解した私は、師匠にスイングの修正をしてもらいました。
まずはアライメント。
私の場合は、ターゲットに対して脚、腰、肩、全てが右を向いているそうです。
それでカット軌道だから真っすぐに飛ぶ。
俗に言うヒッカケて打つってやつです。
そういう方は必ずインパクトで左の肘が引けるんです。
ゴルフを始めた当時の私はまさにそんなスイングで、アウトインの軌道でも真っすぐに飛ぶように体が調整していたんです。
アライメントの修正
まずはアライメントから教えてもらいました。
足元にクラブを置いて、スクエアに構えて打つ練習です。
実際に正しいアライメントで構えるとすごく左を向いて構えてる感じで非常に気持ち悪く、そのまま打つとカット軌道なのでボールは左に飛んでいきます。
それを嫌がってフェース面を返さないように打つとスライス。
そして真っすぐに飛ばすために、スライサーのほとんどがフェースをかぶせて右を向くようになるわけです。
ほとんどのアマチュアゴルファーは右を向くそうです。
プロゴルファーが練習している時に棒みたいな物(ツアースティック)を置いて打っているのを見た事がありませんか?
毎日ゴルフをしているプロでもアライメントは常にチェックしないと狂うそうです。
スイングを修正するための練習
スイングを修正するためには、普段よりも大げさにやる必要があると師匠は言います。
初めはクラブをインサイドから大げさに振る練習をしました。
時計で言う1時方向にボールを打ち出す練習です。(ハーフスイング)
地味な練習なので非常につまらないんですが、軌道を修正するために頑張りました。
それから定期的に師匠に教えてもらい、1か月がたったころ師匠が千葉でのラウンドに誘ってくれたんです。
私は東京に住んでいて山梨県のゴルフ場ばかり行ってたので、なんでわざわざ千葉県?と思ったのですが、千葉まで行ったのには理由がありました。
師匠のコーチがいたんです。
ゴルフスイングにやたらと詳しい師匠にも実はコーチがいたんですよ!